- 2024年5月14日
院長講演:糖尿病・内分泌・代謝疾患とリウマチ科の合同勉強会
去る3月30日、糖尿病・内分泌・代謝疾患の先生方とリウマチ科医師の合同勉強会があり、当院院長が講演をいたしました。
タイトルは地域連携でしたが、内容はリウマチ膠原病と血管の老化(動脈硬化)について講演させていただきました。リウマチ膠原病では、炎症により血管の老化が生じやすく、動脈硬化を生じやすい時代がありましたが、現在では適切な治療(ステロイドを極力使用しない・患者さんごとに適切に炎症を抑える・通常の動脈硬化のリスク因子を管理する、など)により、動脈硬化の進行をおさえることができるようになっています。
当院では痛み・関節変形の進行を止める以外にも、血管の老化が生じないような視点でも診療していることが伝われば幸いです。また、糖尿病・内分泌・代謝疾患の先生方との連携を深める意味でも重要な会でした。過日となりましたが、ご報告申し上げます。